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9月19日全国公開の映画『男神(おとこがみ)』より、監督・脚本の井上雅貴監督をゲストにお招きし、清水由紀、佐々木と制作の舞台裏を深掘り!

日本の神話や昔話の雰囲気を現代に蘇らせたダークファンタジーとして話題の本作 。監督独自の演出哲学、そして人気俳優を意外な役柄で起用したキャスティング秘話が満載です。

井上監督の「人間力」重視の演出哲学

遠藤雄弥さん、カトウ シンスケさんら実力派俳優との撮影では、監督が現場で演技プランを委ねる「セッション」形式での演出が行われました。監督は、脚本に書かれた説明的なセリフでも、俳優の表情や仕草で表現できる場合は極力削る方針を貫いています。演技力だけではない、俳優の「人間力」こそが映画の面白さに繋がるという、井上監督の深い考えが語られます。

衝撃のキャスティング秘話

アイドルとして活躍した須田亜香里さんと岩橋玄樹さんを、あえてイメージと真逆の「泥だらけ」の役(兄弟役)で起用した狙いを解説。特に岩橋さんには、ニューヨーク留学経験があるという役柄の設定に基づき、「日本人英語」でのアドリブ対応が求められるなど、貴重なエピソードが満載です。

リアルとファンタジーの融合

撮影地は愛知牧場など。作中に出てくる巨大な穴は、CGではなく実際に牧場の駐車場に掘ったものです 。また、本作では250カットものCGを使用していますが、日本の自然に融合させ、観客に気づかせないよう工夫されているとのこと。リアリティとファンタジーを高次元で両立させた制作の裏側が分かります。

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